つい昨日の記事で
「急激な気温の変化が続き身体がどうかなってしまいそう」と書きましたが
とうとうどうかなってしまいました・・・
タイトル通り熱中症です。
職場の環境が「暑い」の一言に尽きることもあり
最近は体の異変を感じることもありましたが、今日のは違った。
現在はもうすっかり回復していますが
とにかくとてもツラかった・・・
時系列で書くとこんな感じです。
5:30 起床
日課の体操、軽い朝食を済ませ仕事へ向かう準備をする。
少し体の火照りが昨日から残る物の、異常なし。
6:20 出勤
職場までは徒歩約20分程。
朝から蝉はうるさく、日光も強い。暑さはとても強く感じる。
6:45 業務開始
当日の食事の仕込み作業を開始。
厨房に入ると「うっ」と顔を背けたくなるような熱気を感じる。
7:00 仕事中 異変を感知
とにかく汗が止まらない。
いつもと違い、吹き出すように顔から汗が出る。
「暑いし、その内治まるだろう」と思い特に誰にも報告せず。
7:30 異常が重度化
手足の先がジンジンとしびれる。
特に包丁を持つ手が震える感じで、何というか痛い。
その後すぐ
立ち眩みの様な症状、手先の痺れが強くなってくる。
最終的に膝に力が入らなくなり尻餅をついてしまう。
いや・・・異変を感じてから重症化、ダウンまで本当に「あっ」という間でした。
厄介なことに、本当に急激に悪化しすぎて直前まで動けてしまう。
だからこそ誰かに報告する間もなく、周りが気付く頃=もう重度の状態。
となっていました。
状況と報告した症状から、満場一致で熱中症と判断。
その後はすぐに涼しい(寒いくらい冷やした)部屋に運んでもらい
経口補水液を飲んで、血管の太い部分を冷やします。
いや、本当に経口補水液は効果ありますね
飲んですぐに身体が楽になっていくのを感じました。
その後は板長のお説教・・・
とはなりません。
「てっきり早めに報告しろ!」と怒られるかと思っていましたが
逆に謝られました。
「気づいてやれなくて本当にすまない。」
「頑張ってくれているのはよく分かる、だけど無理だけはしないでくれ。」
「ここにいる人はみんなプロで何シーズンもこの暑さに遭遇して、身体が慣れてる。
だけどお前は、この環境は今回が初めてだ。」
「熱中症は本当に怖い、少しでもおかしくなったら、遠慮なく言ってくれ。」
その後は問答無用で早退させられました。
なんだか本当に申し訳ない気持ちになりました・・・
今後はみんなに心配をかけないようにしよう・・・
そして今回の教訓。
・熱中症の症状は急激に悪化する。少しでも異常を感じたらすぐに報告。
・経口補水液の効果は絶大!本当に楽になる!緊急時用に一本ストックを。
・一度症状が出るとその場にいる限り治まることはない。すぐに休憩を。
私自身の体験から導き出した教訓です。
どうか皆様も油断しないで・・・
体験者が言います。
「本当にツライです」
最後に、早退の際に寮まで送ってくれた年配の職員さんが
自分で作れる「経口補水液」のメモをくれましたので、載せておきます。
水(湯冷ましがベスト)・・・1リットル
砂糖・・・大さじ2杯
塩・・・小さじ1~2
レモン汁(市販のでOK)・・・大さじ2
※塩を多くする、または塩味が飲みにくい場合はレモン汁を多くすると良い。
上記を混ぜ合わせて完成です。
農家の家ではこれを冷蔵庫に常備しておくそうです。
実際、これに何度も助けられたと言っていました。
皆様もどうぞ参考に。